世界を熱狂させた名作「逃亡者」をモチーフにした江口洋介&阿部寛共演のサスペンス。妻殺しの汚名を着せられた男の壮絶な逃亡劇を描く。


身に覚えのない妻殺しの罪を着せられた男には、逃亡者となるほか道はなかった。迫り来る追跡者の影に怯え、絶望にさいなまれる日々。しかし、無実を証明するため、そして、家族への愛のため、男は逃げ続けなければならない…。
自分だけを頼みに逃げる男(江口洋介)と、警察という組織で彼を追う刑事たち。逃げる者には心休まる瞬間はない。それでも逃亡中にさまざまな人と出会い、つかの間心が触れ合うこともある。追う側にもさまざまな状況・ドラマがある。有能だが組織になじまぬ一匹狼(阿部寛)、失点を挽回しようと必死な女性刑事(水野美紀)、出世の階段を駆け上がることに懸命なキャリア警官(加藤浩次)らが、警察の縄張り争いや組織自体の問題、プライベートな問題などを抱えながら、執拗に追跡を続ける。妻を殺し、男を逃亡に追い込んだ事件の真相とは?その真犯人は…?複雑に絡み合うそれぞれの運命が、また新たなミステリーとさまざまな人間ドラマを生み出していく。手に汗握るストーリー展開はもちろんのこと、江口洋介演じる主人公・永井徹生が、逃亡者から次第に事件の真相を追う“追跡者”になっていくところも見どころだ。保護観察官の永井徹生(江口洋介)は妻の淳子(戸田菜穂)、息子の陸(鈴木宗太郎)と幸せな日々を送っていた。しかし、ある日を境にその生活は一変する。徹生の留守宅に何者かが入り込み、淳子を殺害したのだ。犯人は目撃した陸の命も狙うが、間一髪徹生が帰ってくる。徹生と犯人は激しくもみ合うが、結局逃げられてしまった。陸は淳子の父・来栖慶介(原田芳雄)が院長を務める来栖総合病院に運び込まれた。その後、徹生は県警の刑事・尾崎カオル(水野美紀)と警視庁の刑事・峰島隆司(阿部寛)から事情を聴かれる。聴取を受けるうち、徹生は自分が容疑者として取り調べられていることに気づく。反論するが、不利な証拠が次々と突きつけられ、状況は悪くなる一方だった。心乱れ、絶望の淵に沈みかけていた徹生の前に、思いもかけない逃亡のチャンスを得た。徹生はあえて“逃亡者”という茨の道に踏み込んでゆく…。
【出演】
江口洋介:永井徹生 保護観察官 無実を証明する為、逃亡
戸田菜穂:永井淳子 徹生の妻。来栖総合病院外科医。
水野美紀:尾崎カオル 県警察の所轄署刑事課員。永井逮捕に執念を燃やす。
阿部寛:峰島隆司 警視庁刑事部捜査第一課の主任。永井を執拗に追う。
原田芳雄:原田芳雄 永井淳子の父 来栖総合病院院長
長澤まさみ:鬼塚咲 徹生が保護観察中の少女。
加藤浩次(極楽とんぼ):国枝真澄 警視庁刑事部管理官
別所哲也:郡司直巳 来栖総合病院の医師
片平なぎさ:小野寺千秋 来栖総合病院の看護師長。
黒川智花:藤堂ナツミ 警視総監の娘。
田中要次:田所豊 元警視庁捜査一課の刑事。
遠藤憲一:津留正 田所のダミー。
【制作年】
2004年
【全話数】
11話
【制作】
TBS
【プロデューサー】
伊與田英徳
【ディレクター・監督】
平野俊一、山室大輔、三城真一
【脚本】
飯野陽子、渡邊睦月
【主題歌】
時の舟 / 松たか子


犯人 ネタバレ
郡司医師は、警視総監の娘(藤堂ナツミ)の手術を行うが、医療ミスを犯してしまう。
藤堂ナツミの命を救う為に国枝(警視庁刑事部管理官)と郡司医師で結託し臓器移植を行い藤堂ナツミの命を救う事に成功するも 外科医の永井淳子(戸田菜穂)に臓器移植の事実を知られる 淳子(戸田菜穂)は、告発の準備を行い、院長(原田芳雄)実の父親に自首する事を進めるが拒否されてしまうが、(院長)父を信じ1日だけ猶予を与えるが、願いは、叶わず(院長)父は実の娘の殺害を計画し実行してしまう
来栖総合病院を守る為に実の娘を殺害するのは・・・別の終わり方があった感じがします。
フェイクや犯人を複雑にしすぎて終わり方を失敗した感じになっていると私は思います 凄く面白いドラマなので、勿体無い